プロジェクトパートナーの募集

 地球緑化クラブは地球温暖化対策に向けた植林事業、砂漠緑化活動、企業CSR活動などをご提案いたします。事業規模の大小は問いません。企業、団体、個人のみなさまからのご要望に沿えるようなプロジェクトをご用意いたします。
 みなさまのご期待以上の活動ができるよう、経験豊富なスタッフがご対応いたします。どうぞお気軽にお問い合わせください。

地球緑化クラブ~「5つ」の約束~

  • 1. 地球緑化クラブは非営利団体です。
  • 2. 現場をいちばんに考えます。
  • 3. 現地の人との関係を大切にします。
  • 4. 持続可能な活動を目指します。
  • 5. 技術向上を常に心がけます。

マスの中の乾いた砂をどかし低木類を植栽する
   植えるのは牧草だけではありません。その地の気候に適した低木類も植えていきます。

 低木の苗木は草方格のマスの中に植え、牧草と共に治砂効果を発揮します。
 この小さな苗木が砂丘を緑豊かな地へ変える
   低木類の苗木はとても小さいものですが、比較的活着率は高めです。季節を間違えなければ7割以上が根付きます。植栽後に雨が降れば、その率は更に向上します(ただし草方格などで砂の移動を止めた土地)。

 牧草もそうですが、草方格に植える植物はマメ科などの窒素固定をする植物が望ましいです。マメ科の植物は窒素を地中に固定させる菌を根に持ちます。地中の窒素分が増えるということは、土壌が良くなることを意味します。土壌が肥えれば、いずれ他の植物も生育できる環境になります。
 草方格の砂防効果は絶大
   こうしてつくった草方格とつくらなかったところの違いを見る試験をしてみました。

 わずか半年後、草方格をつくったところは砂の移動が抑えられているのに比べ、つくっていないところは30cmもえぐられてしまいました。挿し木をした沙柳が今にも倒れそうです。この挿し木は上部3cm程度を地表に出してあっただけです。
 播種した牧草は2週間で発芽し、春に植えた低木類も夏には葉を茂らせる
   地中の水分を吸収した種子は、早ければ2週間程度で発芽します。その後も砂の移動が止まっていれば、植物は順調に生育を続けます。
 宿根性(多年草)の牧草は翌年も生えてくる
   牧草も低木も宿根性であるため、冬を越しても翌年芽が出てきます。そしてその株は年々確実に大きくなります。

 草方格自身が分解され砂防効果が薄れたとしても、こうして牧草や低木が生長していれば、治砂の効果は変わりません。地上部が草で覆われている分、効果は草方格よりも大きいともいえます。

 低木類は植栽後1~2年の生長はゆっくりですが、根が張り巡らされた3年後以降は根萌芽をしながら株を大きくしていきます。

 低木の中には換金性のあるものもあり、砂漠の人々の収入に繋がることにもなります。