地球緑化クラブは地球温暖化対策に向けた植林事業、砂漠緑化活動、企業CSR活動などをご提案いたします。事業規模の大小は問いません。企業、団体、個人のみなさまからのご要望に沿えるようなプロジェクトをご用意いたします。
みなさまのご期待以上の活動ができるよう、経験豊富なスタッフがご対応いたします。どうぞお気軽にお問い合わせください。
私たちはより効率的かつ効果的な緑化ができるよう、大学や専門学校などとも共同で研究や調査を行っています。鳥取大学は近隣に鳥取砂丘があるため、古くから砂防や砂丘の緑化の研究を行っています。私の師匠である遠山正瑛氏も、この鳥取大学で教鞭を執っていました。いわば私がこの仕事に携わってからのお付き合いと言えます。
鳥取大学乾燥地研究センターは、その名の通り砂漠など乾燥地の研究・調査を専門的に行っている機関です。私たちは乾燥地研究センターと共に、黄砂対策などあらゆるプロジェクトを行っています。ここでは、数々行っているプロジェクトの一部をご紹介いたします。そのプロジェクトも、教授や学生の皆さんが現場に泊まり込みで行っているものです。
現場ではトラックの荷台に乗って移動 | |
乾燥地研究センターのプロジェクトは、必ずといっても言いほど現場に泊まり込みで行われます。当たり前と言えば当たり前ですが、慣れない環境での生活はとても辛いものです。 現場内での移動ひとつとっても、日本の環境とは異なります。舗装されていない道を、トラックの荷台に乗って移動します。道が悪ければ、車をみんなで押さなければなりません。最近の学生たちはひ弱だと言う方もいますが、彼らの奮闘ぶりを見ると私は決してそんなことはないと思っています。 |
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研究の一例、砂漠に生える低木類のCO2固定量を求める | |
砂漠での研究内容を、教授や学生たちから相談されることもあります。そのような時は、私たちが実際に活動をするうえで必要なデータを取ってもらうことを提案します。 例えば砂漠緑化で扱う低木類のCO2固定量や、実生による繁殖や更新の実態です。ポプラなど高木は細かく調査されていますが、低木類のデータはまずありません。地球温暖化が深刻化する今、砂漠を緑化することでどれだけCO2を固定化できるかは大変興味深いものです。また、これらの植物がどれだけ持続的に更新され繁殖をするかも、CO2の持続的固定を実証するために必要なデータとなります。 |
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教授、学生、現地の人が一丸となって作業 | |
CO2固定量を計測するには、地上部だけではなく根も確認しなければなりません。そのため、サンプルとなる固体の根はすべて掘り起こします。少ない水分を吸収するために、その根は広範囲に張り巡らされています。わずか1本の固体を掘り起こすだけで数日間かかります。もちろん、掘り起こしてしまった分は、後日改めて植栽します。 | |
現地では自作の弁当を持参 | |
現場に入れば、夕方まで基地に戻ることができません。そのため出発前に、学生たちが手分をして弁当を作ります。大自然の中での食事は、どんな味でも美味しいものです。もちろん朝晩の食事もみんなで作ります。 | |
基地に戻れば採取したサンプルを測定 | |
夕方、基地に戻ってきて作業が終わりではありません。その日にとってきたサンプルを、すべて測定します。 | |
時には現地の人と交流も | |
現場でお世話になった現地の人のお宅で、夕食をいただくこともあります。言葉は通じませんが、お酒が入るとそんなことは関係ありません。一緒に歌を歌ったり、お酒を飲みあったりと交流は深まります。 |