プロジェクトパートナーの募集

 地球緑化クラブは地球温暖化対策に向けた植林事業、砂漠緑化活動、企業CSR活動などをご提案いたします。事業規模の大小は問いません。企業、団体、個人のみなさまからのご要望に沿えるようなプロジェクトをご用意いたします。
 みなさまのご期待以上の活動ができるよう、経験豊富なスタッフがご対応いたします。どうぞお気軽にお問い合わせください。

地球緑化クラブ~「5つ」の約束~

  • 1. 地球緑化クラブは非営利団体です。
  • 2. 現場をいちばんに考えます。
  • 3. 現地の人との関係を大切にします。
  • 4. 持続可能な活動を目指します。
  • 5. 技術向上を常に心がけます。

三宅島復興支援植林事業

  

三宅島復興支援植林事業の目次

その1 2000年大噴火とその後

  2000年夏、17年ぶりに三宅島は噴火しました。相次ぐ群発地震を伴い活発化した火山活動は、2500年ぶりと言われるほどの凄まじい噴火を引き起こしました。噴煙は上空15,000mまで達したと言われています。およそ3,600名の全島民も避難を余儀なくされました。全島避難となった最大の要因は大量の火山ガスの発生です。二酸化硫黄を主成分とする火山ガスは、噴火当時1日あたり最大70,000トンを超えていたといわれています。

 火山ガスの影響 火山ガスは人体に悪影響を及ぼすだけではなく、島の生態系に対しても多大な影響を及ぼしています。熱風を伴った火山ガスと、酸性化した雨や霧により、島の60%にあたる約2,500haの森林が壊滅的な被害を受けました。森林を失ったことで火山灰を含んだ表土は露出し、雨により泥流が山の斜面を下り民家に対しても影響を及ぼしています。今後、安全・安心な生活を島民がおくるためにも、森林の再生は不可欠となります。安定した降水量のある三宅島であれば時間とともに回復へと向かうでしょうが、島民が戻った今、居住地域を守るためにも人の力で早急に森林を回復させる必要があります。

 一方、森林の減少に伴い、野生動物も減少しました。日本固有種であり天然記念物の野鳥類は、噴火前と比べ3分の1にまで減少したとみられています。

 こうした中、私たちも「緑化」という面でご協力させていただくこととなりました。溶岩、熱風、火山性ガス、酸性雨・・・噴火が原因で島の多くの植物たちが失われてしまいました。植物が失われたことで、土石流などにより民家への被害も心配されています。一刻も早く緑を取り戻し、安心・安全な生活、そしてもとの緑豊か他三宅島を取り戻すためのお手伝いができればと思っています。

2000年噴火時の三宅島
   三宅島は20年に1度の頻度で噴火を繰り返しています。その中でも2000年の大噴火は、2500年ぶりといわれるほど凄まじいものでした。
(写真:毎日新聞)
 噴火前の阿古地区
   噴火前、阿古地区には多くの家屋が立ち並んでいました。観光や漁業で賑わっていたと記載されています。
 2009年同じ場所から撮影
   噴火により阿古地区全体が溶岩に飲み込まれてしまったことがわかります。ここで多くの方々が、生活をされていたことが嘘のような状況です。
 溶岩に飲み込まれた小学校
   三宅島を視察した際に、大きな衝撃を受けたひとつが小学校の変わり果てた姿でした。写真は校舎の3階部分です。思わず立ちつくし、言葉が出ませんでした。
 火山性ガスによりすべてが立ち枯れてしまった木々
   噴火による被害は溶岩によるものだけではありません。火山性のガスは、緑豊かな島の姿を一変させてしまいました。見渡す限り立ち枯れてしまった木々。まっ白な枯れ木が数千、数万と地面からせり出している光景は、とても痛々しいものです。
 新設された鉄柵も・・・
   火山性ガスの影響により降り注ぐ雨は、強い酸性です。復興のために新設された道路の鉄柵は、わずか数年で錆びついてしまいました。
 今だガスを発生させる雄山
   雄山(おやま)の噴火口からは、今なお火山性のガスが発生しています。しかし、その中でも島民の方々は生活をされています。三宅島はとても美しく、魅力的な島です。だからこそ、島民の皆さんも帰島されたと思います。島民の方々が一日でも早く安心できる生活を送れるよう、微力ながら私たちもお手伝いさせていただいております。