プロジェクトパートナーの募集

 地球緑化クラブは地球温暖化対策に向けた植林事業、砂漠緑化活動、企業CSR活動などをご提案いたします。事業規模の大小は問いません。企業、団体、個人のみなさまからのご要望に沿えるようなプロジェクトをご用意いたします。
 みなさまのご期待以上の活動ができるよう、経験豊富なスタッフがご対応いたします。どうぞお気軽にお問い合わせください。

地球緑化クラブ~「5つ」の約束~

  • 1. 地球緑化クラブは非営利団体です。
  • 2. 現場をいちばんに考えます。
  • 3. 現地の人との関係を大切にします。
  • 4. 持続可能な活動を目指します。
  • 5. 技術向上を常に心がけます。

その2 現在の様子と今後の計画

 私たちは野生のゾウを保護するために、ケークラチャン国立公園と共に「ゾウの森再生プロジェクト」をスタートしました。

 ケーンクラチャン国立公園はバンコクの南西180kmに位置し、タイの国立公園では最大となる約2,900㎢を有します。国立公園内ではゾウの他、バイソンやシカ、野鳥などが保護されています。野生のゾウは1,600頭あまりが生息し、その数は国内の野生のゾウの半数以上に匹敵しています。

 ゾウの森再生プロジェクトは2013年秋にスタートした新しい事業です。9月にはじめて視察に行った際は、国立公園の現場スタッフに案内してもらい、森の現状や野生のゾウの生育環境について説明を受けました。スタッフによると、森の中には十分なエサ場がなく、そのために森を出て農作物を荒らしてしまい、その結果農民により射殺されてしまうことがたびたびあるとのことでした。そのため、国立公園ではエサ場や水場の造成に力を入れていて、いたるところで新しく造成されたエサ場を見かけました。しかし資金不足から十分な活動ができず、あらゆる機関に協力を呼び掛けています。

 私たちは少しでも保護活動に貢献できればと、さっそく支援を約束しました。2013年秋には試験的に6,400㎡のエサ場を造成し、2014年からは本格的な支援活動をスタートします。支援活動は一般の方々にも協力していただき、実際に現地でエサ場づくりを体験していただきます。また、エサ場をつくるための資金協力もお願いしております。みなさまのご協力をお待ちしております。

保護地区内を移動する
   ピックアップカーの荷台に乗り、実際に保護活動が行われている現場へ向かいます。
 エサ場造成のために整備された土地
   国立公園スタッフにより準備していただいたエサ場予定地。
 国立公園職員により説明を受ける
   現場スタッフに、エサ場の造成方法について詳しく説明を受ける。
 エサとなるイネ科の草を用意
   現場スタッフがエサとなるイネ科の草を用意。
 エサ場となる場所へ草を並べる
   約20名の現場スタッフが、エサ場予定地に草を並べる。
 国立公園職員により草を植栽
   等間隔で丁寧に草を植栽していく。
 植栽されたイネ科の草
   植栽されたイネ科の草。この草は多年草であるため、ゾウが食べてもまたすぐに生えてくる。植栽作業は難しくないため、一般の方々でも楽しみながら作業を行うことができる。


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